1.NY1ターゲットボード各部の説明
2.LEDの接続方法
LEDの接続は、ドライブ接続とシンク接続の2通りがあります。
一般的に制御ICやマイコンから流せる電流(ドライブ)には限りがあるので、NY1ではシンク接続が普通です。
シンク接続では、LEDは電源に直接、接続される為、より大きな電流(シンク)を流す事が出来ます。
NY1は定電流抵抗を内蔵しているので、LED点灯に抵抗を必要としません(電源の電圧による抵抗値の計算の必要が無い)。
1)ドライブ接続 2)シンク接続
3.接続の実際
1)LEDの種類
砲弾型LEDは足の長い方がアノード、短い方がカソードです。
チップLEDは、単色の場合は、1210は端が三角に欠けて入る方がカソード、欠けていない方がアノードです。
0805LED、1206LEDは緑の刻印がある方が、カソード、無い方がアノードです。
マルチカラーLED1210はメーカーによって配置が異なりますので、データシートを良く
確認する必要があります。
2)LEDの配線
LEDの配線例は以下のとおりです。
単色1210LED マルチカラー1210LED
アノードは赤いニクロム線、カソードは銅色のニクロム線を半田づけしています。
ニクロム線の先は予備半田を行い、通電出来るようになっています。
3)NY1_Target_BoardとLEDの接続
LED用電源+にアノードに接続したワイヤを差し込みまます。単色1210LEDの場合は、カソードに接続したワイヤをIO1に差し込みます。
マルチカラー1210LEDの場合は、BLUE、GREEN、REDに接続したワイヤをそれそれ、IO1、IO2、O3に差し込みます。
4)動作
NY1_TaegetBoradの電源端子1に電池ボックスの端子を接続します。
PCとUSB接続したQ-FDB_WriterにNY1_FDBを差し込みます。
PC上でQ-Writerを起動して、テスト用のバイナリファイルNY1_LED_TEST.binを読み込みます。
バイナリファイルをNY1_FDBに書き込むために、Writeボタンをクリックします。
書き込み終了後、NY1_FDBをNY1_TargetBoradにセットし、電源を入れると接続しているLEDが点灯します。